甲類焼酎のランキング

不遜だが、ランク分けを行うことにした。

これは僕自身のためである。一人きりで、敬虔な修道者のように甲類焼酎を飲み比べては味を評価していると、どうも「何の意味もねえな……俺って馬鹿なんじゃないか……?」の念が浮かんでしょうがないのだ。そこでランク分けである。上位に位置していた酒と下位に位置していた酒を比べて「やっぱ……変わんねえなあ……?」と独り言ちるのも楽しいし、「おっ!こいつは成し遂げてんな!○○より旨いぞ!どれ比べてみるか!(ゴソゴソ トクトク ゴク) あれ……○○のが旨いや……なんこれ……」などと過去の自分に絶望するのも楽しい。ほとんど自身のモチベーションアップを期待したものだ。

それでも、ある程度は厳密であろうと思う。なるべく五つの味(あまさ、しょっぱさ、にがさ、うまさ、すっぱさ)に留意して、同じロケーション(自宅だ)で、同じグラスで、同程度飲むことを気を付けている。また、酒を入れていないシラフの状態で官能評価をはじめ、僕がもっとも飲み慣れている宝の「純」と比較して飲むようにしている(同一メーカー品の味の比較する際はこの限りではない、例えば、トライアングルとトライアングルインディゴなど)。また、どれもストレートで半合きっかり飲み終えてから、飲み口、ボディ、余韻などを総合して評価する。また、度数はなるたけ20度に合わせる。

(予定である。まあ出来なかったらしゃあないね)

 

美味しさ、とは相対的なものだし、環境やコスパによって全然違う。

うまみ成分が高ければ美味しいのか、香りがまろやかなら美味しいのか、アルコール臭を感じなければ美味しいのか、そんなのは個々人によるし、当たり前のことだ。例えば、遺伝的にあるいは後天的(食習慣・喫煙歴)にチオ尿素系に対する味覚を感じないグループが存在することが明らかになっているし、僕やあなたがそうでない可能性は低いわけではない。このランキングはやっぱり備忘録の域をでないし、あなたが僕と異なるランク付けをしてくれたら、それに勝る喜びはない。

だから、んな当たり前なことをわざわざ書き残す必要ないんだけど、一応。

これは僕の勝手な価値観によるものだし、下位の酒を貶めているわけではなく、上位の酒を崇めているわけではないってことをよろしくお願いします。

 

 

SAZAN 城下町のナポレオン R’s  ゴールドSUN

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純 宝Legend 鏡月プレミアム キンミヤ JAPAN トライアングルインディゴ グランブル

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トライアングル 宝ゴールデン SUN

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長次郎 サッポロソフト 鏡月

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どんなもんだい 大五郎 大樹氷 大自然  ビッグマン JINRO

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ホワイトリカーゴードー

 

適宜更新される。また、現段階では記憶によるものが多いので、ランキングは頻繁に変動される。

 

(2015/01/19)